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第12回名古屋コンベンションレポ

半 年 前
講習作品をイシダイで申し込んだのだが、一週間前になって折り図抜きでの講習が不可能である事実が発覚。毎晩ちゃぶ台に向かい座り込んでの執筆作業を一週間続けたせいか腰を痛めてしまった。この若さで何とも情けない話ではあるが、聞いた話だと干支が一周するごとに身体のどこかしらにガタがくるもんらしい。
ギリギリまで折り図を描き続け、ほぼ寝てない状態で荷造りして早朝に出発。道中折り図を印刷しにコンビニに寄り、寝ぼけてたのか裏表印刷にするのを忘れてバカみたいな量の紙束を抱えて泣く泣く最寄り駅へ向かう。ちゃんと前日に準備しておけ。
東京から名古屋へは新幹線で向かう。こういうところで金をケチってもロクなことがないとここ数年で学習していた。体力的にもきついし、夜行バスを避けて移動に長時間かけて前日に現地入りしたところで、特に何をするでもなく一泊することになるのでそれなら当日に新幹線乗るのと大差ない。帰りに紙の温度で買い物できりゃ名古屋自体に用などないのだ。初日の移動中は終始腰痛がひどく、こんな状態で高速バスに乗っていたらと考えると恐ろしい。名古屋駅での乗り換えや名芸大駅から会場への徒歩13分は地獄だった。

受付を済ませて知り合いの挨拶にまわる。川畑さんと再会すると、なんか持ってきたんならコンテストに応募してねとお願いされる。そういえば例年そんなイベントがあった気がする。しかも入賞者には商品付き。事前に準備していればと後悔しつつも、川畑さんのと対抗する意図でかろうじて持参していたステゴサウルスを送り出す。JOASホールでの特別教室のやつだから、去年の作品だ。本当にここ数日折り図ばっか描いてたので他の展示用作品、イシダイとハゼに至っては新幹線の中で折ったものである。

今年のゲストはベスジョンソンさん。今回で国内の地方コンベンションは全制覇だ。故に彼女について特に書くことはない。

昼飯はコンビニで買っておいたおにぎりでさっさと済ませ、展示室へ向かう。講習作品以外の展示は全て離れの例の一室に収まっていた。入るなり後方の巨大吉野ティラノ全身骨格が目に付く。作ったのは例のごとく関西の中村さんだろう。後日マガジン読んだらハムロさんがこれを背に堂々と突っ立ってる写真があって「俺が作りました」みたいになってて笑った。
展示作品で気になったのはFlickrにあげてます。流石に全部上げる気力はなかった。ていうか最近はコンベンションの写真をWebにアップする人がかなり増えてきたので、別に俺がやらなくても感はある。写真撮ってない作品すべてがそう、というわけじゃないけど個人的に興味のないやつもあるわけだし。
西村さんのルパンファミリーは普通に上手かった。西村さんは夏に俺の教室来てくれたとき明らかについてこれてなくて何しに来たの状態だったけど、実は3年前に駅まで送ってもらった上に車内に落とした携帯Uターンして返しにきてくれたおじさん。どこかで見たようなガンダムは誰かと思えばまっすさんだった。多分まだ挨拶してない。北斎さんは作品だけムラキさんに託して不参加とのこと。コンベンションでいつも仲良くしてもらってるので少し残念。

自分の講習は初日の1コマ目からだった。折り図を配り、よく分からない工程は直接教えて補うスタイル。各々が持ち帰って再挑戦できるので、受講者全員が完成できず爆死したときの保険になってくれる。書画カメラのない環境で2コマ講習をするとき、展開図でもいいのでこういった資料配布はほぼマストであるというのが俺の最近の講習Tipだ。初見であの折り図を紙を破らずに完成まで辿り着くのはほぼ不可能だったと思う。にもかかわらず大体の方に俺の意図が伝わったようなので、まあまあ成功といっていいだろう。ただ一人だけ、3割ぐらいの地点で収集つかなくなってドロップアウトした、折り紙自体初めてで難易度の概念すら理解していない婆さんがいてなんか哀れだった。とりあえずもっと初心者向けの講習もたくさんあるのでとアドバイスしておいたから2日目は相応に楽しめたことだろう。多分。あれでトラウマになってないといいな。
ところで、今回の折り図は1部100円で配布した。工程数140なのでマガジンに掲載されるものに相当する。それをたったの100円で配ったのだから、以前からJOAS関連書籍への寄稿を渋り、個人販売での収益を重視していた俺としては頭でも打ったかのような大盤振る舞いだ。どういう風の吹き回しだマジで。
後半は超珍しく神谷さんの講習を受けた。何年ぶりだろうか。探偵団コンベンションと違って仕事がないので気が楽だ。

その後、神谷さんの車に乗せてもらい伏見のいつもの懇親会会場に向かう。よく覚えてないが、探偵団コンの懇親会と違ってビール飲んでも追加料金とられてなかった気がする。覚えてないくらいよく考えずに飲みまくってたということは多分そうなんだろう。このときやっと初対面の東海若手スタッフのノムラさん(@Nomu1251)とたなかさん(@oriknot)に挨拶できた。たなかさんは若手では珍しいテッセレーション専門である。会場内はビュッフェスタイルでテーブルはわずかしか用意されてなく、大体の参加者は椅子に座るだけだったのだがバシラスさんは途中から大御所と同じ卓に座らされていた。今まで特に気にしてなかったけどボードメンバーの中では文化人枠なんだなあの人、と若干の扱いの差をハムロさんと愚痴り合った。別にいいだろ医者なんだから。料理は相変わらずどれも出来立てで美味い。が奪い合いになるせいでどれも少量しか口にしていない。一番まともに食えたのは〆のおでんだった。

懇親会終了後タクシーで宿に向かう。やや贅沢ではあるがどうせ酔って歩けなかったし、太閤口の安宿だからこのくらいの課金したところで大したことないのだ。本当は前回と同じユーキホテルに泊まると固く心に誓っていたのだが、コンベンション前日までこの日だけ名古屋中のホテルはどこも満室だった。デレステのライブの日程がたまたまコンベンションと被ってしまったのが原因である。1カ月前まで一泊数万円の部屋しか残っておらず、野宿か静岡に泊まるか新幹線で家に帰った方が安いという最悪の状況の中、なんとか予約できたのがそれというわけだ。
宿に着くとしばらく横になってから風呂に入り、近所の24時間営業のスーパーでアイスを買う。何なんだろうな、このホテル滞在中の買い物の際の異様な高揚感は。
懇親会で宿のことを散々愚痴っておいて、我ながらひどい掌返しをしたものだ。戦々恐々としていたが、一泊2700円のドヤにしては共用の風呂とトイレも綺麗だしベットの寝心地もいいしめちゃくちゃ快適だった。あまりにも快適すぎて翌日寝坊した。

2日目の朝、呑気に遅刻しながら会場に着くととっくに講習受付が終わっていた。まあこの日は特に受けたい講習は無くて、端からだらだらと紙折って展示室うろついて過ごすつもりだったんだけどな。外のベンチで紙弄ってると、東海の魚大好き小学生Tぼうし君に声かけられた。昨日俺の教室にも来てくれたらしい。彼の折ったシロガネアジの診断をお願いされたので色々とアドバイスしておいた。その日の午後は、というかコンベンション中は大体ハムロさんとつるんでた気がする。ハムロさんは隣でずっとオカピの尻を折ってた。

撤収作業を終え閉会式になると、コンテスト受賞者が発表された。俺のは落選してた。次回はちゃんと気合い入れて折ったの持ってこよう。コンベンション終了後、一人で飲みに行くかどこかの打ち上げに混ざるか考えてたら山口さんに誘われ、トキポンさんの車に乗せてもらい丸の内へ向かう。会場の立地上仕方ないとはいえ、名古屋駅周辺への移動は東海スタッフにおんぶにだっこだ。車内ではずっと平沢を聴かされながらトキポンさんと駄弁ってた。移動中nhさんから電話がかかってきて、どうやら関東勢はもう新幹線で帰るらしい。平日だもんな明日。山口さんに連行されるのは韓国コンベンションの後に糞不味いチヂミ食わされて以来だったので、この期に及んで説教でもされるのか心配だったったがそんなことは全くなかった。世界の山ちゃんの手羽先は相変わらず胡椒が山ほどかかっていて辛い。他の参加者はベスさんと通訳の早津さん、稲吉さんとトキポンさんである。この面子でなんで俺誘われたんだろうな。おごってもらったんだから気にしなくていいか。

この日は普通のホテルを予約できていたのでそこに泊まった。バスルームが狭いという理由で一泊3300円とかなりお手頃。Tぼうし君が折ってたのを思い出して、夜中は3時ぐらいまで自分なりにシロガネアジを折ってた。数時間で粗方完成して、後日折り直したのがこれ。悪くはないんだけど地味で、他の魚の作品群と並べるとどうも見劣りするので扱いに困る。

翌朝、ホテルの隣のカフェで滞在3日目にしてようやくモーニングをいただく。カッコつけてコーヒー飲むと小便のキレが悪くなるのでここは牛乳とサンドイッチのセットを注文したのだが、わざわざ頼まなくてもそれくらいならコンビニで買ったほうが安かっただろと心の中で突っ込む。根本的に名古屋の食文化と相性が悪いんだと思う。朝と昼はずっとコンビニで済ませてたし。
この日は紙の温度に買い物に行った。金山での乗り換えで出鼻をくじかれつつも無事到着。1時間近く店内を物色したのち、60センチ角に裁断済みの折り紙用和紙とネパール産のロクタ紙、ついでに巷で話題になっていた玉虫紙(おりがみ会館にも売ってる)を購入し、全判の紙は裁断機をお借りして正方形に切り出してから持って帰った。家で切るの大変だしな。
名古屋での最後の飯は熱田駅前のみどりやの味噌カツだった。いつの日か、いつもスルーするあのあつた蓬莱軒でひつまぶしを食べてみたい。
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