つるぎちゃん雑記

フラン以来の蛇腹人物。
IMG_0346.jpg
題名どうするか悩みましたが“It’s only a Paper…”になりました。その他の写真はフリッカーにアップしておく。

題材は荒木飛呂彦の漫画「ジョジョリオン」の東方つるぎなんだけど、この子のスタンドが「ペーパー・ムーン・キング」って名前で能力が「折り紙に触れた者の固体識別能力を奪う」ものと知った時これは折るしかないな、と思ったのが最初。このスタンド名の由来はナット・キング・コールのIt’s Only A Paper Moonと思われる。気になる人はYouTubeか何かで聴いてみてね。題名はこの曲名を捩ったもので「単なる紙だけどつるぎの手にかかればスタンドになる」もしくは中二っぽく自虐的に「どれだけ作り込んでも要はただの紙」という二つの意味を籠めている。
つるぎの体のパーツで真っ先にできたのがワンピースの兜の模様で、蛇腹のカドを潰してできる正方形で馬鹿正直にそのまま折るという方法が良さげだったのでこのまま蛇腹で全身作ろう、という流れになった。
等分数は32で十分だろう、というかそう見積もっておく。これは結局変わらず、特に大きな山場もなく試作が完成。手のパーツとしてフラン折っていたとき紙の節約目的で予備に創っていた長さ√2/2マスの指の構造をぶち込む。内部カドが中途半端に余ったので眼を付け加える。髪型はおかっぱなのでヒダを広げるだけ。各パーツが決定したところで最終版の展開図を描く。
東方つるぎ展開図
本折りに使う紙は先日東京に行った際立ち寄った小津和紙で購入した韓紙で、これを44センチ角に裁断。ところで耳の付いた和紙の裁断方法について誰も解説記事作らないみたいなのでこの話は後で詳しく書こうかと思う。糊付けはボンドでガッチガチに固定。フラン折り直そうとして失敗したときCMCは乾かす間形を保持しないといけないので薄い和紙には不適と結論付けたからである。その失敗作はというと今は写真しか残っておらず現物はダンボールの中でまさにOnly A Paperと成り果てている。
近所のコメリで買った飾り台に穴あけて針金を刺しただけの簡素な台座と組み合わせ、足元に創作者不明のバナナの折り紙をつけて完成。漫画ではペーパー・ムーン・キングにはカエルの折り紙ならジャンプし、セミなら目標の人間に向かって飛び、バナナなら踏むと転ぶというオプション攻撃がある。つるぎが去ったのを追いかけようとすると地面の折り紙を踏んでしまい、という場面をイメージしたものである。
作品制作を通して一番苦労したのは造形面ではなく写真撮影だと思う。作品を写真で観たときと実物を観たときでは印象が異なるのは当然なのに、満足のいく写真が撮れないもどかしさみたいなものがある。そもそも写真撮影の技術的な問題のはずだったのにいつの間にか主観と客観という哲学的な問題になっていた。何を言っているのか分からねえと思うが俺も何を言っているのか分からねえ。

ちなみにつるぎは男の娘です。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

楓

Author:楓
試作のゴミ、雑記など書いていきます

リンクはご自由にどおぞ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR